続・有明海産なまこ¥750也
すてきな物語 またどっかで逢おうな
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変化
へんか
【1 ある状態や性質などが他の状態や性質に変わること。「時代の―についていけない」「―に富む生活」「気温が急激に―する」
2 文法で、単語の語形が人称・数・格などに応じて変わること。「動詞の語尾が―する」】

こんばんは、恩田陸先生、直木賞受賞ならず、ありあけなまこです。

でも、あまりショックじゃないです。もっと面白い作品で取る可能性が出たわけなんですから。今からわくわくです。

さて、今回の更新はこの記事について

変化に失望、館内騒然=全勝把瑠都に「帰れ」−大相撲初場所12日目

要約すると

「立ち合いの変化で勝つとは何事だ!
 大関なんだから正々堂々真正面からぶつかって試合をしなさい!
 許せん!喝っ!」(byサンデースポーツ某)

ってことですね、たぶん。
記事によれば「帰れ!」との罵声もあったようで。


私もお昼にTwitterで触れたのですが、昼休みが終わってしまい中途半端になってしまいました。

今回はこれついてなまこの見解をつらつらと話していきたいと思います。
なので本の紹介はお休みです。ご了承下さいませm(_ _)m

まずはなまこがお昼に呟いた内容についておさらい。


「立ち合いの変化で問題になるってことは、相撲は興行の意味合いが強くなりすぎているんじゃなかろうか。」

「試合はぶつかりあってからじゃなく、土俵に上がってから始まるんだろうし。いつも以上に突っ込んでくることを看破した把瑠都が強く、見せてしまった稀勢の里が平常心でいなかったのかと。」

「武道って正々堂々に試合をやることが目的ではなく、試合、稽古を通しての自己鍛練(精神面含む)が目的でしょ、ってこと。平常心で挑めずはたき込まれたのなら仕方ないと思うんだ。」


私の言い分は「大相撲は武道とはいえなくなっている」ということです。


武道としてみなすなら「立ち会いの変化」で勝った把瑠都が「褒められ」てもおかしくないと思います。


二つ目のツイートにある通り「試合は土俵に上がって」から始まります。(持論)

過去に負け越している相手に対して稀勢の里が強い当たりを気にして、仕切り線より後ろに下がった、とあります。

これに対して把瑠都は

「向こうがなかなか手を着かないし、力が下半身に入っているのかなと…」

というコメントを残しています。

武道の試合において重要視されるのは「心技体の一致」です。
心技体の一つでも欠けていたら決まり手として不十分とされることもあります(相撲はどうかは知りませんが)。


仕切り線についた時点で把瑠都に稀勢の里の心を読まれたということは、稀勢の里は平常心でなかったということでしょう。すでにこの時点で把瑠都に軍配があがっています。

相手の心を読み心の隙を突いた把瑠都はさすが大関だと思います。
大関であるならば心技体がかけた相手に対し、何が欠けていたかを教えるというのも一つの役割ではないでしょうか。


(まぁ、その後、風呂場で「よっしゃー」と雄たけびを上げたという記事を読んで「ん?」とは思ったのですが、礼儀は尽くしたうえでと甘く解釈しておきます。大甘ですが。)

そんなわけで、本来なら稀勢の里に文句がついてもいい場面ですが、実際は把瑠都に対して批判が飛んでいます。

「真正面からぶつからないなんて卑怯だ!」
「立ち合いで変化をつけて勝つなんて大関のやることか!」
「正々堂々と試合しろ!」
などなどなど

しまいには把瑠都が「ファンの皆様には申し訳ない」と謝る始末。


ここで感じたのが「大相撲は武道ではなく興行がメインとなっているのか」ということです。


ずいぶんと長い前ふりでした(笑)

試合には「観客」が望む「正々堂々」の「真正面」からのぶつかり合いを求められる。


精神の鍛錬はぶつかり合いだけじゃないはずです。
互いに切磋琢磨し合うことが大事なはず。
そのためには相手に何が足りないかを教えることが互いの成長につながるのでは。


だから協会に少しはフォローしてほしかった。


でも、興行がメインとなれば仕方ないのかな、と。


ここ数年の不祥事やらで人気が低迷している角界です。
精神を鍛えつつも観客を盛り上げさせないといけない。
せっかくの盛り上がる一番、観客の見応えのある試合にしてほしい。
そんな中で立ち合いの変化で勝つなんて……


相撲は大事な日本の文化です。守っていってもらいたい。
しかし、文化を守るにはお金と人気が必要です。


少し前までなまこは「相撲も武道だ」と主張していました。
しかし、今後は「相撲は文化だ」と主張させていただきます。



最後になりましたが。


今までの話はなまこの独断と偏見から来ています。
相撲の歴史に詳しいわけでもなく、経験も知識もありません。
ただ、武道に触れていたという経験のみで語らせていただきました。


相撲ファンの方々には片腹痛い記事だったかと思いますが、ご容赦ください。
黄金虫
こがねむし
1 甲虫目コガネムシ科の昆虫。体長約2センチ。体は広卵形で、背面は強い光沢のある濃緑色または紫紅色。夏に出現し、広葉樹の葉を食する。《季 夏》「落ちしまま翅(はね)はみ出せる―/正雄」
2 甲虫目コガネムシ科の昆虫の総称。体は頑丈で背面は丸く高まり、金属光沢をもつものが多い。幼虫は土中にすみ、地虫(じむし)とよばれる。植物の葉を食うコガネムシ・カブトムシ・ドウガネブイブイなどと、動物の糞(ふん)を食うダイコクコガネ・タマオシコガネなどとに大別される。】

こんばんは、センター試験では公民よりも世界史の方が成績が良かった、ありあけなまこです。

三年間履修したんだから当然なんですが、結構多いんですよね、やっていない公民の方が成績がいいって人。

ちなみに公民の点数が6割切っていたために「常識がない」と罵られたのも今ではいい思い出です(笑)

さて、今回紹介するのは「黒猫・黄金虫/エドガー・アラン・ポー」です。

黒猫・黄金虫 (新潮文庫)黒猫・黄金虫 (新潮文庫)
(1951/08)
エドガー・アラン・ポー

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短編集なので表題作「黒猫」のあらすじを。

私は動物が好きだ。ある日、道端で黒い猫を拾った。その猫は実に懐き一緒についてこさせないようにするのも大変だった。しかし、私は年をとるにつれ酒を煽り暴力を振るうようになる。妻だけでなくかわいがっていた動物たちにさえも。ある夜、いつものバーから帰るとき黒猫が前を横切った。何を思ったか私は黒猫を捕まえ持っていたペンナイフで左目を抉り取ってしまったのだ。全てはこれが始まりだった。明日私は死ぬこととなる。

だいたいこんな感じでしょうか。上手くかけた気はします。


では、感想を。


古典は好きです。すごく落ち着きますね。安心できるというか。

ポーといえば江戸川乱歩のP.N.の基となっていることで有名ですね。

黒猫こそサイコ・ホラーでしたが、黄金虫は暗号あり、ロマンありの本格ミステリィでした。ロマンがミステリィに不可欠かどうかは知りませんが(笑)

この方は人間の黒い部分を描くのが上手い方なんだなと思いました。何だか上から目線になってしまいましたが、ご勘弁。

黒猫にしろウィリアム・ウィルスンにしろ主人公が人間であるばっかりに崩壊していく話です。何というか救いようのなさに悲しさを覚えることすらしませんでした。報いを受けて当然という考え方はどうかとは思いますが、自業自得とはこのことなんだな、と。

アッシャー家の崩壊はホラーですね。この時代特有のギミックです。ボルグ街の殺人を読んでいれば気づくんでしょうけども。

メールシュトロムの旋渦は船乗りの思い出話。しかし、手に汗握る展開です。自然vs人間という展開に「老人と海」を思い出しました。

その流れを継いで最後の話が黄金虫。グロテスクかと思いきやずいぶんとすっきりしたお話。いや、しゃれこうべはでてきますが(笑)

全体を通して見れば面白かった。読んでよかったという一冊でした。ボルグ街の殺人も買ってみましょうか。


さて、これから先は本の内容から離れます。



本作の4作目「メールシュトロムの旋渦」。メールシュトロムと聞いてなまこが思い出すのはロマンシング・サガ3の中ボスであるフォルネウスです。

いやぁ、このフォルネウス、強いのなんのって小学生のころに倒せたのは一度きりでした。

このフォルネウスが使ってくる必殺技が「メイルシュトロム」。
味方全体に即死効果→300ポイント前後のダメージという対策を取らなければ苦戦必至という恐ろしい技でした。

おかげで、ゆきだるまが何度「さよならなのだ」したことか……

ちなみに、「メイルシュトロム」とはノルウェー近海の大渦巻きのことだそうです。


また、ロマサガ3では「ハーマン」というキャラクターがこのフォルネウスを追っています。過去に足を食われ呪いをかけられたという過去を持つおじいちゃん(?)です。

さて、なぜここまで長々と話をしたかというとですねぇ。
本日のお昼、Twitterでこんな発言をしました。



「フォルネウスが出てくるのは確か白鯨だったっけ。あとで読んでみたい。」





・・


・・・


・・・・・・





フォルネウスが出てくるのは白鯨といったな!あれは嘘だ!


このフォルネウス。Wikipediaによるとソロモン72柱の魔神の1柱で、序列30番の地獄の大侯爵だそうです。悪魔学からとられたんですね。ちなみに白鯨が基になったのは足を食いちぎられたとか執念深さといったハーマンの周辺情報。白鯨の著者の名前も「メルヴィン・ハーマン」ですし。


というわけで、デマを流してしまい申し訳ございません。

ちなみに、フォルネウス・ハーマンの情報はこちらの動画から教えていただきました。
18:30くらいからです。



次回更新はいつになるでしょうか。今月中にやりたいものです。ではでは。
ゆめ
【《「いめ」の音変化》
1 睡眠中に、あたかも現実の経験であるかのように感じる一連の観念や心像。視覚像として現れることが多いが、聴覚・味覚・触覚・運動感覚を伴うこともある。「怖い―を見る」「正(まさ)―」
2 将来実現させたいと思っている事柄。「政治家になるのが―だ」「少年のころの―がかなう」
3 現実からはなれた空想や楽しい考え。「成功すれば億万長者も―ではない」「―多い少女」
4 心の迷い。「彼は母の死で―からさめた」
5 はかないこと。たよりにならないこと。「―の世の中」「人生は―だ】

こんばんは、あーんど、あけましておめでとうございます、ありあけなまこです。

四月に生存報告してから全く更新しませんでしたが、元気にやっております。
更新しないならさっさと畳んじまえ!という方もいらっしゃいますでしょうが、今しばらくお付き合いくださいませ。


最近はTwitterをやっていたものですから日記感覚でブログを更新することがないんですよね。読書記録もTwitterでやってしまいましたし。

こちらではTwitterで書ききれないことを補完する、ないしは書けないことを書いていこうかと思います。


さて、復活更新第一回は読書記録。
「夢違/恩田 陸」です。

夢違夢違
(2011/11/11)
恩田 陸

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では、あらすじを。

夢を映像として記録し、視覚的に見ることができる時代。夢を解析する夢判断師として働く浩章は十年も昔に亡くなった結衣子の幽霊を見る。結衣子は予知夢を見ることができた一世を風靡した女性だった。幽霊に悩まされている浩章のもとに日本各地で小学生が急に狂いだし苦しみ出すという事件が起きているという話が来た。理由を探るべく小学生たちの夢を解析する浩章だが、そのうちの一つに浩章が悩まされ続けている結衣子が映っている。なぜ、小学生の夢に結衣子が。事件の解決と結衣子の謎を探るべく、浩章はG県に向かう。

時間が経ってもあらすじを書くのがが得意になっているわけではないですね。
ネタばれはしたくないしとなれば尚更です。


この作品、第146回直木三十五賞の候補に選ばれております。
恩田陸先生(好きな作家さんなのでこう呼ばさせてもらいます)にとって候補に選ばれるのは4回目ですね。


では、感想に移りましょう。
ここから先は内容に触れますよ。


三時間ぶっ続けで読みました。
特に夢の中に結衣子とあの生き物が出てきてからは止まりませんでした。次の展開がどうなるのか楽しみでしたね。

物語上大事なのは「夢を視ることができる」こともですが、「夢」がどう扱われてきたか、そして「予知夢」ですね。
「夢」や「予知夢」を通してヒトの歴史や社会を視てきたように感じました。

話の流れとしては謎の核心に一歩ずつ近づいていく感じなので分かりやすかったです。
もちろん、現実からは離れた現象(夢の記録)を扱っていますので理解するために読むスピードは落ちてしまうかと思います。特に「無意識を共有する」という考え方は少し混乱しました。


後半部分の盛り上がり方は静かで厳か。急転直下というよりも核心に近づいたが故に場面が盛りあがっていきます。

最終的にいくつか謎が残ってしまいましたが、力尽きたという感は受けませんでした。
終わり方が気に食わない人もいるかもしれません。若干物足りない感じは受けました。劇的にしてもいいのでしょうが、作者がそれを選ばなかったのだからその意図を酌むべきでしょう。

「ネクロポリス」や「真昼の月を追いかけて」を読んでおくと世界に浸りやすいと思います。
帯に「新境地」と書いてありますがそんなことないと思いますよ。


最後に
直木賞を取れるかどうかといえば、「ユージニア」のほうが取れた気はするというのが私の感想です。
とても楽しめたのですが、トンデモな超常現象(無意識の共有化)が受け入れられるかどうかが心配です。

私としては恩田陸の真骨頂は学生青春もの「ではなく」、サスペンスやファンタジー要素含んだこの作品のみたいなものだと思っています。

(あくまでもファンタジー要素がいいと感じているだけです。「夜のピクニック」や「チョコレート・コスモス」は大好きですよ)

ですので、受賞とならなくともしょうがないかなで済ませていいと思います。



次回の更新はいつになるか分かりませんが、今回はここまで。
ではでは。
総括
そうかつ
【 個々のものを一つにまとめること。全体をとりまとめて締めくくること。「各人の意見を―する」 2 労働運動や政治運動で、それまでの活動の内容・成果などを評価・反省すること。】

こんばんは、東日本大震災にぶち当たりましたが私は元気です、ありあけなまこです。

仙台市街地はあまり被害は少なかったのです。ものすごく揺れたことには変わらないのですが、今回の震災の被害の原因は津波でしたから。

津波の恐ろしさをまざまざと見せ付けられた震災でしたね。次の日に写された映像には絶句しました。

しかし、今回の震災で市街地での建物の倒壊が少なかったことは喜ばしいことです。日本の建物技術の高さが分かりました。


さて、今回は総括ということですが、地震に関しての総括ではありません。

わたくし、ありあけなまこは今月いっぱいで大学院を卒業することになります。
学部生活をあわせると6年間の大学生活を終えることとなります。

このブログをはじめたのが、大学2年生でしたのでもう五年になります。

始めたころは何を書けばいいか分からずに日記やネタをひたすら書いてた気がします。
東北一周旅行のときはこまめに写真もアップしていました。

このころから本の紹介はしていました。音楽やゲームの紹介もしていたんですが、定着しませんでしたね。

AOLダイアリーがブログサービスを終了したので、もうそのころの記事を確認することができないのが残念です。


ブログを書くことによって思考を整理することができます。
すごく不定期でしか更新しないブログですが、そのときそのときの考えをまとめています。

結局、今でもブログを書くのが下手ですが、まだまだ続けたいと思います。

また考えや感傷が募ったら更新しますね。

ではでは。
共有
きょうゆう
【1 一つの物を二人以上が共同で持つこと。「秘密を―する」「―財産」 2 共同所有の一形態で、二人以上の者が同一物の所有権を量的に分有する状態。最も個人的色彩の強いもの。⇔専有。】

こんばんは、修士論文が形になり、大学生活も終わりに向かいつつある、ありあけなまこです。

6年って意外と短いですね。しみじみ。

修論も終わったので読書もスピードを上げていきたいです。
そんなわけで復活の読書記録、今回は「ルームメイト/今邑 彩」です。

ルームメイト (中公文庫)ルームメイト (中公文庫)
(2006/04)
今邑 彩

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紹介文をば。

上京して部屋探しをしている春海は、同じように部屋探しをしている西村麗子と出会う。いい物件があるが一人だと家賃が高いのでルームシェアをしないかという麗子の提案により共同生活を始める。互いに干渉しないことを前提に始めた共同生活だったが、突如麗子は失踪してしまう。家賃の滞納もあり対策を取らねばならない春海は麗子の部屋のリダイヤルボタンを押す。「……ユキか?」麗子は麗子でなくユキなのか、それとも……

次回から紹介文なくそうかしらん。
でも毎回言っている気がします、これ。

では感想へ。

ジャンルはミステリィです。
エンタメではなくミステリィ。ひたすら謎を追っていくことがこの本の目的だと感じました。

この話の一番すごいのは小説という媒体を上手く使ってあること。
こればかりはTVやラジオでは出来ないです。最後はその可能性があったか!と思いました。

話の流れは粗削りというか若干強引すぎる気もしましたが、淡々と読み進められます。ラストのスピード感もいいですしね。


ただ、読後感がほとんどなかった気がします。
最初に謎追うことが目的、と書きましたが、これは登場人物の成長が手に取れないことも意味します。話を通して主人公たちはどのように変って行ったんだろうと。エピローグをないがしろにすると、賢介はいばらの道を進むのかと思いきや順風な道を進むことになりましたしね。

純粋に謎を追うなら面白い本だと思いました。もう少し今邑さんの他の本を読んでみないとこの人の本を追っかけるかどうかは決めきれません。

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